SCROLL
真面目にこつこつと誇りある技術や品質を持つブランドなのに、
世間の人々にあまり知られていない。
あるいは知名度がありながらも時代の変遷とともに
現在は少し元気を失ってしまってたり。
そのような企業やブランドを応援したい。
“Co-think,Co-success.”
共に悩み・考え、共に成功したい。
体温のあるコミュニケーション変革で
一歩踏み出したその瞬間に「未来は変わり始めます」
…など
リブランディングは「土に埋もれた仏像探し」に似ています。
長い年月が過ぎて、スタッフやユーザーの間では、土に埋もれてしまい見えにくくなっている仏像(ブランドの魅力・独自性)を土から掘り起こしていく作業が私たちの仕事です。まずは、経営陣やスタッフへのインタビューさせていただくことから始まり、ブランドのDNAやUSP( Unique Selling Proposition )を探っていきます。
ブランドコミュニケーションの統一を図る
火の鳥ブランディングの根幹にあるのは、ブランドコンセプトの再構築。
たとえばこのような手法で、ブランディングをしていきます。
など
ものづくりから物語づくり
現代のブランドは「左脳で感じる機能的」アピールが多く「右脳で感じる情感的イメージ」の訴求が足りないと言えます。ブランドは自然に形成されるものではなくて、企業の競争力を生み出す「資産」として、意図的に育てるものなのです。
ブランドが愛される仕組み
ブランドエクイティ・ピラミッド
市場調査・戦略立案からクリエイティブまで
古くさいイメージだったかりんとうを若い女性にも愛される
大ヒットブランドに変身させました。
実は弊社の青山の商談室がブランド立ち上げ時の作戦会議室でした。
●「自分らしさ」に合わせて選ぶパッケージ
贈る人に合わせてそれぞれに違うデザインのパッケージで贈る方が「自分らしさ」という時代のキーワードにマッチしていると考えました。
この件について意識調査をしたところ、その調査結果もやはり個別に贈る方がいいという結果でした。その結果を受けて私たちは俄然やる気が出ました。
● 一袋単価300〜400円前後の買いやすい価格にする
なぜならば、今回のかりんとうプロジェクトは50種類のかりんとうを取り揃え、一袋単価300〜400円前後の買いやすい価格にするという企画だったからです。買う人が好きなかりんとうを好きなように選べる仕組みにするというこのプロジェクトに私たちはヒットの予感を感じていたのです。
● 贈る人がワクワクしながらお買い物
贈る人が贈る相手を想像しながら「あの人にはこのデザインのかりんとうを贈ろう」と売場でワクワクしながらお買い物ができるお店を作りあげることに熱中していきました。
贈られる人が喜ぶことはもちろんですが、贈る人がワクワクできるかどうかを大切に考えることにしています。贈るというコトは気持ちをその商品に乗せることだから、両者が喜んでもらえる企画は成功する確率が上がると考えています。
● チームの笑い声が聞こえてくる
そしてもうひとつ、うまくいくプロジェクト傾向としては、チームミーティングの際に会議室から笑い声が聞こえて来ることです。チームのみんなもワクワクして仕事に取りかかっている証拠だからです。
やはり「贈る人や贈られる人をワクワクさせる」ためには、そのブランドを開発するチームスタッフたちもワクワクドキドキしていなければ、素敵なものは出来ないのだと思います。
にんべん創業300年の歴史の中で初めて、女性スタッフだけのチームで
新商品が開発されることになり、アドバイザー役として当社に依頼が来ました。
いわば新ブランド開発のコンサルティングです。
● 何も足さない自然の味の鍋つゆ
女性だけの新商品開発チームが作る、何も足さない自然の味の鍋つゆ。
「こんな商品をつくりたい」という熱い思いをチームの皆さんからお聞きした後、当社ではそのネーミングにとても悩みました。
● 愛されるブランドになりたいという想いをかたちに
彼女たちが考えていたのは、日本橋の鰹節専門店がつくる化学調味料無添加の本格的な鍋つゆです。他のメーカーさんが効率化と利益を第一に追求しているとしたら、にんべん様の発想はまるで正反対。鰹節専門店として「だし」にこだわる彼女たちの姿勢を、何とか世間の人々に伝えたいと思いました。
その昔、鰹節は料理のたびに削られていました。今思えばとても面倒な作業ですが、そうしたキチンとした生活に憧れる女性たちに愛されるブランドになりたいという想いが徐々に固まっていきました。やがて誕生したのが、「だしが世界を旨くする」というブランドです。
● パッケージデザインからPR活動まで
それは、彼女たちの思いをひとつひとつ丁寧に文字にしていったらできあがったような感覚でした。パッケージもナチュラルな世界感がうまく伝わるように工夫し、ドカーンとしたパッケージデザインの多い鍋つゆ売場であえてシンプルなデザインを狙ってみました。
やがてブランドサイトができあがり、パンフレットの代わりに営業用動画も制作しました。また、老舗だけに若年層へのアプローチはとても大切であり、インスタグラムを使ったキャンペーンをご提案して、認知度を上げてファンを増やすお手伝いもしています。
● 楽しみながらブランド開発
ミーティングの時に笑い声が聞こえてくるプロジェクトはうまくいくことが多いです。にんべん様の場合も、撮影やミーティングはいつも笑い声で包まれていました。ブランドづくりは考えなければいけないことがたくさんありますが、楽しみながら進めていくほうが良い結果につながるかもしれません。
これからもいろいろなブランドを楽しみながら開発できれば、こんなに嬉しいことはありません。
国分様
前年対比400%売上の「缶つま」リブランディング
かつての高級ギフト「K&K缶詰め」は一時期売上げが低迷。そこへ社内で「変わり者」と呼ばれる部長が就任。そしてドラマは動き始めます。弊社ではデビュー時期のプロモーション全般をサポートしました。
田苑酒造様
焼酎を若い世代へECでアピール
音楽を聴かせて眠る「音楽仕込み焼酎」は若年層と出会うためにEC進出。楽天で「父の日の焼酎カテゴリーNo.2売上」まで成長しました。
菊水酒造様
タワーマンDINKSに日本酒を飲んで欲しい
ターゲットイメージは都心に住む30代DINKS。彼らのリビングに置いてもおかしくないようなデザイン。若年層向けの日本酒ブランド開発です。商品企画はワイン瓶をリユース。
菊水酒造様
40年前に流行した唄をプレゼントキャンペーン
ふなぐち40周年企画として、発売当初の1970年頃に流行した歌の歌詞をキャップに印刷。あの頃を懐かしみながら今宵も一杯。企画は面白かったが、作詞家の許可を取るのがとても大変でした。